院長のブログ

口呼吸を考える                    日本、世界も口呼吸は万病の元であることを発信しています

口呼吸を放置すると精神的肉体的ダメージ、さらに社会的損失に及ぶなど大変な事態を迎えてしまうことで厚生労働省が本腰を入れ始めました。その病名は「口腔機能発達不全症」です。わかりやすい表現にしますと、多分こんな意味だと思います。「成長に伴い誰もが自然に身つく機能(呼吸、食べる、話す機能)が未発達のために生じる症状で、そのきっかけが口呼吸である。今まで口呼吸は癖として軽視される傾向がありましたが、成長するに従い心身に悪影響を及ぼすほど深刻でしかも将来万病の元になることもわかってきました。増加する口呼吸の低年齢化を防ぐには成長期の早い時期に予防的対応が必要である」しかし歴史を知ると口呼吸予防は決して簡単ではありません。まさに言うは易し行うは難し、Whyの問いかけからその理由を考えてみたいと思います。