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院長のブログ

なぜ口呼吸:人類存亡の危機が近づいている兆候か?

人の歴史は未来を映し出す鏡です。分子生物学者更科功先生によれば250万年前人間の祖先ホモ族が現れ、ネアンデルタールに至るまで脳は増加するたびに絶滅を繰り返しているようです。一方共通の祖先であるチンパンジーの脳は400gを維持して今日まで生存してきています。存続の理由は構造的、生理的にバランスが取れていることを示しています。現存するホモサピエンスの存続は果たして余力のある存続か、それとも絶滅にまっしぐらなのかが問題です。今日の呼吸障害に関わる病気の低年齢化、社会に及ぼしている影響を考える時、果たして口呼吸を単なる呼吸障害予防の一症状として捉えて良いのか迷うところです。120年間、病を放置すれば進行するのが常識です「酸素不足は全ての病気の原因」野口英世先生の警告を誰もが危機感として共有したいものです。






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