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再チャレンジ:野口英世博士曰く、酸素不足(鼻詰まり、口呼吸、いびき)は全ての病気の原因
Google検索で私が以前患者さん向けに掲載したコラムが上位にランキングされていたことに驚き、そして呼吸障害に関心をお持ちいただきまして感謝申し上げます。コラムを書く動機は日常の診療でしばしば出会う小児の閉塞性無呼吸障害症候群(略してOSA児、簡単に申し上げますと熟睡ができ...
日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯パート11
レントゲンは骨や金属に照射すると白く写る、空気は黒く写ります。左の図:鼻呼吸は体に取り入れた酸素を顔全体に送り届ける役目を持っているため鮮明で黒っぽい画像になります。右の図:一方口の役目は食物を消化、吸収させることを目的としていますが、口から体に入った酸素を顔全体に広げる機...
「日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート10
人間の顔を半分にして病気の有無を知る方法としてレントゲンが最適です。次回実際の写真をご紹介しますが、今日は少し予習をして画像の勉強をしてみたいと思います。まず解剖学の話、人間をスイカのように半分にしたとします。特に注目してほしいことは鼻、のど、くちがどのように構成されている...
日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート9
顔の歴史をたどってみると人間は益々顔が細くなっています。当然ですが鼻、口、のども全て狭くなり呼吸とって最悪です。しかし狭くなった鼻を広げたことで口呼吸から鼻呼吸習慣に変わると他の臓器に派生した構造欠陥も改善してくることを発見、火種は鼻のトラブルから来ていることを突き止めまし...
日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯パート8
前歯(まえば)の感覚受容器をフルに使うことで国民病である鼻炎を自力で治せないかという話をします。鼻炎はこの先間違いなく増加します。なぜなら10年ごとに実施している疫学調査は耳鼻科医の家族を対象として耳鼻科医自らが調べているので間違いありません。もし前歯の感覚受容器を活発に活...
「日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート7
子供から大人まで咀嚼筋をしっかりつかわない食生活に慣れている私達、生活には何の不便も感じていないと思っている方が大半ではないでしょうか。しかし毎日食べる、話す、飲み込む、呼吸する時に咀嚼筋の働きが悪いと将来困ることになります。その筋肉が未発達のまま大人になるとどのような生活...
「日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート6
呼吸障害を理解するために顔の内側を覗いてみましょう。リンゴをむくように外側を取り除くと最初に見えるのは顔全体にたくさんの筋肉がついています。さらに内側は頭蓋骨(トウガイコツ)と呼ばれ、一般的に怪談やお化けのシーンに出てくるときのドクロ、しゃれこうべと言われている白い骨です。...
「日本人の骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート5
呼吸障害について今まで多くのことをコラムを通じてお伝えしてきましたが、これからは素人が見てもわかるようなレントゲン写真の証拠をお見せしたいと思ます。新品のカメラを購入しても扱いかを知らなければ良い写真を撮ることができないようにレントゲンも少し勉強が必要です。呼吸障害の子供達...
「骨格は受け口、歯並びは出っ歯」 パート4
下あごが後退して出っ歯になったら人体にどのような悪影響を与えるか考えます。睡眠時下あごが後退して気道閉鎖を起こすため無呼吸症候群を発症します。睡眠時下あごが後方に後退させない方法は2つ、矯正により下顎を前方に発育誘導していく方法です。発育旺盛な時期でなければ成功しませんが、...
「骨格は受け口、歯並びは出っ歯」パート3
50年前不正咬合は受け口が減少、出っ歯が増加してきました。受け口と出っ歯を他に例えるならばプラスとマイナスに位置する真反対の歯並びです。しかし咀嚼筋の脆弱化による長形顔貌が鼻、喉、口の呼吸器官の構造欠陥と上顎骨の発育不良、それに伴う鼻の発育障害の火種は残したままです。そこで...