不正咬合や歯を失うとアスリートはなぜ不利か？

アスリートにとって、瞬発力は勝敗を左右します。不正咬合や歯を失うと咬みしめたときの瞬発力に悪影響を与えます。上下の歯に入れるマウスピースは歯のトラブルを保護するだけでなく瞬発力を発揮するのに有効な装置です。ある大学のボクシング部は歯科医師の考案したマウスピースにより10回以上の優勝という偉業を達成しました。勝敗の決め手はマウスピースを使ったときのパンチ力の強さに違いがあったようです。一方歯を失って放置すると、転倒のリスク、認知症、寝たきりのリスクも増大するようです。気管や食道付近にある動脈が咬むことによる刺激を頭に伝えることにより脳の活性化を促すようです。咬みしめたときの強さはアスリートだけでなく、健康寿命にも影響するようです。